ボーイスカウトとは・・・・

ボーイスカウトの歴史

ボーイスカウトは、健やかな子どもを育成する世界的な運動です。
 イギリスのロバート・ベーデン- パウエルは、さまざまな野外教育を通じて、少年たちが将来社会に役立つ人間に成長することを願い、1907 年イギリスのブラウンシー島で20人の子どもたちとともにキャンプを行いました。このキャンプをもとに、少年たちの冒険心や好奇心を、キャンプ生活や自然観察、グループでのゲームなど「遊び」を通して少年たちに自立心や、協調性、リーダーシップを身につけさせようとしました。これがボーイスカウト運動の始まりです。

日本のボーイスカウトの歴史

日本には、1908 年(明治41 年)にこのボーイスカウト運動が伝わりました。当時、全国各地には様々な少年団が数多くありましたが、全国的な統一組織結成への動きが起こり、1922 年(大正11 年)4 月13 日に「少年団日本連盟」が創立され、ボーイスカウト国際事務局に正式加盟し、世界のスカウト運動への仲間入りを果たしました。これが日本におけるボーイスカウト運動の始まりです。

 

各種大会

ボーイスカウトでは各種のキャンプ大会を開催し、スカウトたちはそこで日頃の訓練で培った技能や技術を発揮するとともに、多くの仲間たちと友情を深め合います。
 日本の大会の中で最も規模の大きいものは、4年に1度開催される日本ジャンボリーで、全国47都道府県から約2万人のボーイスカウト(中学生年代のスカウト)が一堂に会し、野外を主な教育の場として学び、相互理解・国際親善を図ります。
 また、日本ジャンボリーの合間を縫うように世界ジャンボリーが開催されます。4年に1度開催されるキャンプ大会には日本中、世界各国のスカウトが一堂に会します。

ボーイスカウト運動の組織と構成

子どもたちの年齢にあった育成を行うために、各年齢層に応じ5つの部門により構成されています。

小学校1年生~・・・・・ビーバースカウト
小学校3年生~・・・・・カブスカウト
小学校6年生~・・・・・ボーイスカウト
中学校3年生~・・・・・ベンチャースカウト
18歳〜25歳・・・・・ローバースカウト

女子スカウトの入隊について

平成7年以降各部門に女子スカウトの参加が認められました。同じユニフォームを着用し、キャンプやゲーム、奉仕活動など一緒に活動しています。